生成AIが経済や社会、また我々のビジネスに何をもたらすのか
日本Microsoft株式会社 業務執行役員 エバンジェリスト 西脇 資哲 氏のセミナーに参加しました。
(エバンジェリスト:特定の技術やプラットフォーム、製品の利点や可能性を広める役割を担う。コミュニティやイベントで講演したり、ブログやソーシャルメディアで情報を発信したりして、技術の普及を図る人を指す。)

tmp.からは4名参加させていただきました。最新AI技術の話を聞く事ができ、非常に興味深い内容が多く素晴らしいセミナーでした。実際の事例も多く紹介され、今後の技術の進化について自分なりに理解できました。特に印象深かったのが下記3つ
「AIに指示をする時代は終わり、AIと会話する時代に突入した」
「AIに仕事を奪われる心配は無く、自動化が進み効率よく処理される部分はあるが、AIが処理できない複雑な問題や創造性を要する業務では、人間の役割こそが最も重要」
「人間の役割を再配置・再確認する必要がある」
という部分。
最初に恐怖こそ少しは感じましたが、それよりも私は、人間の創造性、洞察力、倫理的判断などは、AIが代替することが極めて難しく、AIの普及によってもたらされる影響は単純に「仕事を奪われる」だけでなく、効率化や新しい機会の創出をスタートさせる。との事で、ワクワクしました。
今後の学びの方向性や活用方法についてもアイディアを得ることができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
大阪青年印刷人クラブ様、並びに会場提供の大塚商会様、ありがとうございました。

最後に余談ですが、質問コーナーの一幕で西脇氏はおっしゃいました、、、ターミネーターのようなSF映画の「人間 vs AI(ロボット)」の未来予想構図は、IT(AI)研究者の中ではかなり少数意見、ロボットはエラーこそ起こすが人間はAIを制御し、AI自ら人間に敵意を示す事はなく共存していくだろう。とのことでした。これは一安心。